きび畑と代表松本

有機さとうきび栽培

自社圃場を含む約7千平米の畑で、農薬・化学肥料を使わずにサトウキビを栽培しています。
良い土作りを始め、適切な潅水・除草・培土管理を施し、基本に忠実に日々の成長を見守っています。
苗の植付から手刈りの収穫まで、サトウキビの栽培暦とそれぞれの段階での作業の内容・要点をご紹介します。
収穫したサトウキビはすべて、こくとうみつやキビ砂糖、黒糖などに加工しています。

なぜ宮古島でさとうきびを栽培しているのか

台風にも・干ばつにも強いさとうきびは、宮古島の気候に非常に適した作物です。宮古島ならではの作物を考えた時、第一候補に挙がりました。高度の栽培技術や高額の設備投資を必要とせず、農薬・化学肥料を使わない自然栽培においても着手し易かったことも理由の一つです。

有機さとうきび栽培の実情

「農薬なしではサトウキビは育たない」というのが通説で、就農初期、沖縄県や宮古島市の新規就農支援窓口へ技術相談に行くと同じように言われましたが、私も所属する宮古島亜熱帯有機生産者組合の先輩が自然栽培でサトウキビ栽培を続けてこられている実績を知っていましたので、知らない者の強みも手伝って、不安はありませんでした。

有機であることのこだわり

慣行栽培では、苗の植付時に土壌消毒剤を使います。その後、適宜、殺虫剤や除草剤、化学肥料を使って栽培します。
オルタナティブファーム宮古の栽培では、一切の農薬・化学肥料を使いません。人の腸内でも、善玉菌と悪玉菌の良い拮抗関係が保たれているのが健康な状態とされるように、多様な土壌微生物が良いバランスを保って息づく「生きた土」で育てることを目指しています。土自体に必要な栄養分は備わっているという考え方に基づいて、化学肥料は使いません。勿論、除草剤も使いません。生命体としてのサトウキビ自身の力を頼りにした栽培方法と言えるでしょう。

オルタナティブファーム宮古独自の特徴

オルタナティブファーム宮古ならではの栽培上の特徴と言えば、自社のサトウキビの搾りかすを畑に返していることでしょう。サトウキビの加工の第一工程はサトウキビジュースの搾汁です。この時に発生する搾りかすを畑に返すと、水持ち・水はけの土壌物理性の良いふかふかとした土が出来ます。