ハマオモト

東アジアから南アジア、日本では千葉以南~琉球列島にかけて温暖な地域に分布し、海辺の砂浜に咲く花です。人の手によって民家の庭に植えられているのを見かけることもあります。

別名ハマオモト、高さ0.5mほどで6~10月に開花し、花は日没前後から強い芳香を発するようになります。夕方ごろに浜辺に行くと、大きなスズメガなどが蜜を吸いに訪れている様子を見ることができます。

大きな1つの白い花に見えますが近くで見ると小さな白い花が集まってできていることがわかります。

種子はコルク質になっていて、海上を何ヶ月も生きて漂流することができ、南方から海流に乗って分布を広げてきたと考えられています。

サトウキビ背景